定価数百円の化粧水の中身
安いのは大歓迎、でも安すぎるのはどう?
高すぎるのは困るけれど、安すぎるものも不安になりますよね。
化粧品は中身の原料費以外に、容器代、箱代、流通販売費、
広告宣伝費などさまざまなお金がかかってきます。
「安くつくろうと思ったら一番安く作ることができる」
と言われている化粧水(水にちょっと薄く成分加えて混ぜれば化粧水と言えます)ですから、もろもろの費用を考えると、定価数百円というのはよほどの販売数がなければ成り立ちません。
私がつくる化粧品では、有効成分になるべくお金をかけたいから、パッケージデザインにお金をかけない、容器は容器屋さんの有型を使う、箱の紙質を落とすなど、地道な努力をしています。
でも定価何百円どころか、千円台も難しい。
中味を落とす以外に達成することができないのです。
例えば、200ミリリットルの化粧水の場合、
配合する有効成分(ヒアルロン酸など)は合計でも、
0.1%(200ミリリットルなら0.2ミリリットル)以下。
それって、水を顔につけているのと同じだと思いませんか?
実際はグリセリンなどを配合しているため、つけた瞬間は潤ったように感じるのですが…。
高価すぎる化粧品もどうかと思いますが、
安すぎる化粧品にもそれなりの理由があります。
美肌をキープし、アンチエイジングをかんがえるのであれば、安すぎる化粧品には答えはないと思います。
高級すぎる化粧品
10万円超のクリームなど、初めて見たときは驚きましたが、
今ではさまざまなメーカーが出しています。
もし、よい効果を感じていたとしても、1個ですべての悩みが解決するわけではありません。
スキンケアは毎日の積み重ね。
続けられるものでないと意味がないですね。

アマルディア化粧品 代表&開発者 加藤理恵
化粧品原料メーカーOLを経て、2002年アロマ精油輸入販売の会社を設立起業。2004年、オリジナルアロマ化粧品「アマルディア」を開発。肌に優しいだけではない結果がでるスキンケアとしてクチコミ大人気に。
「肌にいいものだけで化粧品作れないかな」そんな想いだけで化粧品ブランドを立ち上げた!アマルディア化粧品開発者兼代表。1967年2月26日生まれ。