クレンジングについて知ってほしいこと

同じ年代なのに「ずっと肌が若い！」という方いますよね。
私の周りにもいますいます！
でも逆に「ちょっとお肌の調子悪そうだな」と思う人も。
一体どんな違いがあると思いますか？

遺伝や育った環境もあるでしょう。
生活習慣や体調も大きく関わってきます。
でも…「ケア」についてもひとつ、大きな違いがあります。それは―

肌がキレイな人は必ず「クレンジング＆洗顔」にこだわっています。

肌が乾燥するからと、朝はぬるま湯洗顔だけという方がいらっしゃいます。
でも残念ながら、前の日の夜につけた保湿クリーム等の残骸は、ぬるま湯だけでは落ちにくいです。

落ちてないところに、ローションやらクリームを塗っても浸透しないから、ケアしていないと同じこと。それでは夕方まで潤いは保てません。

スキンケアの基本は「汚れを落として潤すこと」なのです。
朝、洗顔しても肌荒れしない乾燥しない洗顔料をきちんと選びましょう。

天然成分、自然派、オーガニックだから肌に優しいとは限りません。
それなら食器用洗剤だって「天然成分100％」なんていうものもあります。でもそれで顔を洗ったら…荒れてしまいます(T_T)
言葉だけに惑わされないで下さい。

メイクや汚れが残っているから、肌が荒れたり吹き出物ができると思っていませんか？確かに、ファンデーションやUVカットを落とさずにいたら、肌が荒れたり吹き出物になったりします。

なぜでしょう？それは肌に良くない成分が入っているからですよね？合成界面活性剤やシリコン、ミネラルオイル、その他合成油脂やポリマー…。

でも実は、多くのクレンジングにもそれらが含まれているのをご存じですか？

ジメチコンといったシリコンや、ミネラルオイル（鉱物油）、エステル油など…。
肌に優しいと言われている多くのクレンジングに配合されているのです。

使った一瞬は「肌あたり」が優しく感じるのですが、これらはメイク用品に使われている成分。
メイクを落とすために「メイクと同じような成分」を塗って肌に残しているって…？

これでは一向に素肌になれないではないですか。
ぬるま湯で洗い流せるものではないので、肌に撥水性の被膜を残してしまいます。
さらに、敏感肌の方ですと、肌荒れを起こしてしまうのです。

オイルクレンジングやリキッド、クリーム、ミルクタイプは、洗浄剤（界面活性剤）の配合量が多いです。天然のオリーブオイルから出来ているようなクレンジングが、お料理で使うオリーブオイルとは違い水で洗い流せるのは、界面活性剤がたっぷり入っているからです。

界面活性剤の中でも合成の界面活性剤（石油由来）は、肌のバリア機能を壊してしまうので、保湿をしてもしても潤いを保てない肌になってしまいます(T_T)
そんなところに何かの刺激が加わると、肌荒れやニキビ吹き出物を起こしてしまうのです。

肌の調子が悪くなると皆さん、化粧水やクリームなどが悪いのでは？と、「上に塗っているもの」を見直す傾向にあります。
かゆみが出たり刺激を感じたりして、肌に合わないのかな？と。

でも実は、素肌に一番近い「クレンジングや洗顔」をまずは見直す必要があります。

ここが間違っていると、どんなによいケアをしても台無しになってしまう。

逆に、クレンジングと洗顔さえ正しく行われていれば、その後は多少の手抜きがあっても、深刻な肌トラブルは避けられる傾向にあるのです。

もちろん、クレンジングや洗顔そのものだけではなく「洗い方」も大切。
熱いお湯を使わない、なるべく短時間で終わらせる（クレンジング剤でマッサージは厳禁！）
などなど…。

もし肌に不調を感じたら、
まずはクレンジングと洗顔、そして使い方洗い方を見直してみて下さい。
いつでも相談に乗ります♪

--それにしても。
私にはなぜそんなふうに肌を傷めるようなクレンジングや洗顔が、こんなにも売られているのかが、不思議で仕方ありません。作ってる人は自分で使ってないんじゃないかな、なんて思ってしまいます(^_^;)