2001年薬事法改定により記載義務となった化粧品の「全成分表示」。
そのおかげで私たちは購入前に化粧品の中味を知り、自分に合う成分合わない成分を選ぶことができるようになりました。でも実際はどうでしょう?
専門的な成分名を見て判断するのはとても難しく、メーカーの謳い文句や宣伝に頼りがちという方も多いのではないでしょうか?
ここで、これだけは知っておくといいかな♪と思うことをご紹介!皆さまの化粧品選びにぜひ役立ててもらえたらと思います!
CHECK POINT①『化粧品は多い順♪』
「○○○成分配合!」と謳っていても、
全成分には最後の方に記載してあった、
なんてことありませんか?
化粧品の成分表示は、配合量の多い順に表記されています。
配合が多いというのは、肌への影響が大!です。
逆に最後の方に書かれているものは、
少ししか配合されていないから、
肌への影響が小さいと言えます。
肌の調子が悪いときや肌悩みが改善されないときは、お手持ちの全成分リストの最初の方だけでも確認してみるといいですね♪
CHECK POINT②『医薬部外品は表示義務なし』
医薬部外品というのは、通称「薬用化粧品」のこと。
厚労省が認可した有効成分(例:抗炎症のグリチルリチン酸や美白のプラセンタエキスなど)が規定量配合されている化粧品のことです。
医薬部外品は、全成分表示ルールはなく、
強調したい有効成分を先に記載することが可能だったりします。
業界の自主規制で全成分表示をしている
医薬部外品も増えてきていますが、
配合量順でないため肌への影響大小がわかりづらかったり、何が入っているのかよくわからない医薬部外品も存在してしまいます(^_^;)
CHECK POINT③『成分名と表示名称は違う』
ホワイトアクアゲルにも配合されている美白成分ビタミンC誘導体。
あれ?全成分表示には載ってない?…実は
表示名称が成分名と全く違うものがあります。
ビタミンC誘導体は全成分表示では
「リン酸アスコルビルMg」や
「アスコルビルリン酸Na」と表示されます。
他にも、話題になった成分ピクノジェノールは「フランスカイガンショウ樹皮エキス」。
コエンザイムQ10は「ユビキノン」など…わかりづらいですよね(^_^;)
全成分表示では決められた表示名称を使用するルールがあるのです。

アマルディア化粧品 代表&開発者 加藤理恵
化粧品原料メーカーOLを経て、2002年アロマ精油輸入販売の会社を設立起業。2004年、オリジナルアロマ化粧品「アマルディア」を開発。肌に優しいだけではない結果がでるスキンケアとしてクチコミ大人気に。
「肌にいいものだけで化粧品作れないかな」そんな想いだけで化粧品ブランドを立ち上げた!アマルディア化粧品開発者兼代表。1967年2月26日生まれ。